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ポール・マッカートニーの好きなシングル その2 [ビートルズ]


前回ブログの続きで、ポール・マッカートニーの好きなシングルの「その2」です。

英MOJO誌編の「ロック不滅の100曲」(廣済堂出版)に掲載されていたものです。

今回は残りの5曲を紹介致します。


1曲目は、黒人R&Bグループ、コースターズ(1955-)の「サーチン」(1957)です。
全米3位、R&B1位となっています。

ビートルズにも、EMIデビュー前の録音が残されています。




2曲目は、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(1968-)の
プラウド・メアリー」(1969)です。

全米2位のヒット曲です。アイク&ティナ・ターナーのカバーも大ヒットしました。




3曲目は、ジョン・レノン(1940-80)のソロ曲、
ギブ・ピース・ア・チャンス」(1969)です。

全米14位、全英2位となっています。

ポールは、「あのテーマ、あのヴォーカリストゆえにだ。
全員が足を踏んでリズムをとっているのには驚いた」と言っています。




4曲目は、ファッツ・ドミノ(1928-)の「エイント・ザット・ア・シェイム」(1955)です。
全米10位、R&Bでは1位のヒットです。




最後5曲目は、クラシカル・エレクトリックの作曲家、
ダニアル・レンツ(1943-)の曲です。

ポールは「オン・ザ・レパード・オルター」(1984)を上げていますが、
YouTubeに音源がありません。

代わりに同名アルバムの冒頭曲「イズ・イット・ラヴ」をアップします。

ポールもひょっとするとアルバム全体のことを指しているかもしれないです。
「全く素晴らしいレコードだ」と言っています。

私は今回初めて聴いて、「サージェント・ペパー」等、
ビートルズのアートな音楽を連想しました。




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ポール・マッカートニーの好きなシングル その1 [ビートルズ]


私の手元に、英MOJO誌編の「ロック不滅の100曲
(廣済堂出版)という本があります。

多分15年くらい前に買った本で、139名の音楽関係者の
アンケートにより、ロックのベスト100曲を選んだものです。

なんだか、ローリングストーン誌の「偉大な500曲」に
似てますね。

MOJO誌の方は、1997年に原書が出ているので、
こちらの方が先ということになります。


この本の巻末に、有名ミュージシャンの何人かは、
選んだ曲とインタビューも付録で載ってました。

ポール・マッカートニーが選んだものもあったので、
今回はそれらを紹介します。

10+1曲と多目なため、2回に分け、今回は
その1として6曲分の音源をアップしてみました。

ポールの嗜好や音楽性が判ります。


1曲目は、エルヴィス・プレスリー(1935-77)の
オール・シュック・アップ」(1957)です。

ポールは「どんな時でもこれを聴くと、幸せな気分になれる」そうです。
9週連続全米全英No.1になっています。

ポールもソロ時代にカバー(1999)しています。




2曲目は、ビーチ・ボーイズ(1961-)の「ゴッド・オンリー・ノウズ」(1966)です。
英国の方がヒットし、全英2位になっています。




3曲目は、これまたビーチ・ボーイズの「グッド・バイブレーション」(1966)です。

ちなみにこの曲がMOJO誌の本のベスト1です。
全米全英でNo.1ヒットになっています。




4曲目は、ジェームス・ブラウン(1933-2006)の
パパズ・ガット・ア・ブランド・ニュー・バッグ」(1965)です。

ポールは「恐ろしく刺激的だよね」と言っています。
全米8位、R&B1位になっています。

最初期のファンク・レコードだと思います。




5曲目は、リトル・リチャード(1932-)の「ロング・トール・サリー」(1956)です。

ポールもビートルズ時代にカバー(1964)しています。
全米6位、R&B1位になっています。




最後6曲目は、バディ・ホリー(1936-59)の「ザットル・ビー・ザ・デイ」(1957)です。

全米全英でNo.1、米R&Bでも2位です。
ビートルズにも録音が残されています。(1958年録音、アンソロジー1収録)

ジョンだったら、「ペギー・スー」を選んだでしょうか? 
ジョン、ジョージ、リンゴの好きなシングルも聴いてみたかったです。




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ショーン・レノンの音楽活動 その2 [ビートルズ]

昨日書いたショーンの音楽活動の続きを、少し書かせてもらいます。

元モデルのシャーロット・ケンプ・ミュールと始めたバンドThe Goasttは、
アコースティックな1stアルバム(2010)の後、

2ndアルバム「ミッドナイト・サン」(2014)のサイケ・ロック/フォークへと、
音楽性を変えました。

個人的には好きな音楽です。曲作りも2人で行っていて、
まるでジョンとヨーコみたいです。

プロモーション・ビデオも幾つか凝ったものを作っています。

ちょっとグロい所もあり、嫌いな人もいると思いますけど、
アップさせて下さい。

曲は「アニマルズ」(2014)です。




P.S. ジョンとヨーコの間には、言わば赤い糸があったのだと思います。
あれだけの個性的な人たちですから・・・。

通常の人なら接近も出来ないと思います。

ショーンとシャーロットも、同様でしょう。

一般的知名度はない中、好きな人と好きな音楽を自由に作れるとは、
理想的な環境かもしれません。






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ショーン・レノンの音楽活動 その1 [ビートルズ]

連休でいつもより時間があったため、
普段だったら見ないYouTubeを見ました。

その一つが、オノ・ヨーコ(1935ー)のドキュメンタリーです。

10分かける6本でアップされていました。
私の知らない秘話もあり、ビートルズファンとして楽しめました。

ジョンの浮気相手のメイ・パンや、ヨーコの前夫との子供
キョーコのインタビュー映像も見れました。

小さい頃の息子ショーン(1975ー)が可愛いかったので、
YouTubeで探してみると、これまた色々有りました。

音楽活動、NHK英語教育番組「今夜はしゃべらナイト」の
ゲスト出演等です。

ソロ2作目が2006年頃に出ていて、それ以降のものがありません。
才能はあるはずなのに、何かトラブルでもあったのか?と思ったら、
グループ音楽活動をしていました。

グループ名は「The Ghost of a Saber Tooth Tiger」
The Goastt)と言います。

ショーンと、その彼女であるシャーロット・ケンプ・ミュール(1987ー)の
2人がメインのグループです。

彼女は元スーパーモデルらしいですが、ベース等を弾いています。

彼らの1stアルバムは、2010年にリリースされていて、
アコースティックな音楽となっています。

ナカナカ良いのでその中から、「シュレーディンガーの猫」をアップします。







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90年代ビートルズの新曲 [ビートルズ]


ビートルズに関心のある人はご存知の通り、

故ジョン・レノンの未発表テープを元に、他のメンバーによって
ビートルズの新曲が出た時がありました。

1995~6年頃のことで、「フリー・アズ・ア・バード」と
「リアル・ラヴ」の2曲です。

プロデューサーは、元E.L.O.のジェフ・リンが務めたそうです。

今回は、3曲目候補となったけれども、検討だけに終わった
ものも含め、まとめて音源アップします。


まず最初は、「フリー・アズ・ア・バード」です。
全米6位のヒットになっています。

サビの部分と後半部の間奏は、新たにジョージと
ポールとで書き下ろしたそうです。

このビデオは、あたかもメンバー4人が演奏しているように
作られています。

ジョンの映像は、ニューヨーク・ライヴの時のものです。




2曲目は、「リアル・ラヴ」です。
全米11位のヒットになっています。

前曲同様にヨーコが持っていた、ジョンの未完成テープを
元にしています。

冒頭他の電子チェンバロは、「ビコーズ」(1969)でも
使用したもので、ポールが弾いているそうです。

ジョージのスライドギターの途中、「イエロー・サブマリン」
(1966)を思わすフレーズが少しだけ有ります。




3曲目は、その次の曲として検討されたけれども、
未発売に終わった、ジョンの未発表曲「ナウ・アンド・ゼン」です。

大変美しい曲だと思います。


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リーバー&ストーラーとビートルズ [ビートルズ]

以前も記事にした、恩蔵茂さんの本
ビートルズ カバーソングの聴き方」からのネタです。

ジョンによると、当時良い曲を書いていた作曲家チームの
ゴフィン&(キャロル)キングが、レノン&マッカートニーの目標だった、
という話は私も知っていました。

しかしこの本によると、リーバー&ストーラー
かなりの影響を与えていたはず、ということです。


ジェリー・リーバー(作詞 米1933ー2011)と
マイク・ストーラー(作曲 米1933ー)は、共にユダヤ系ですが、
少年時代から黒人音楽に慣れ親しんでいました。

ハウンド・ドッグ」「監獄ロック」「ゼア・ゴーズ・マイ・ベイビー
スタンド・バイ・ミー」(ベン・E・キングとの共作)「ヤキティ・ヤク」等、
ロックや黒人アーティスト向けの名曲を多数作っています。

またプロデュースも行い、白人にも受ける黒人音楽の
パイオニア的存在です。


ビートルズは正式デビュー前も含めると、
彼らの歌を次の5曲も録音しています。

「サーチン」「スリー・クール・キャッツ」「ヤング・ブラッド」
(以上コースターズがオリジナル)

「カンザス・シティ」(リトル・ウィリー・リトルフィールド)
「サム・アザー・ガイ」(リッチー・バレット、彼との共作)です。

以下シルバー・ビートルズ時代(1961)の「サーチン」です。
ポールがリード・ヴォーカルをとっています。




次に、ビートルズの「カンザス・シティ~ヘイ! ヘイ! ヘイ! ヘイ!」(1964)です。

「カンザス・シティ」の後、リトル・リチャード作の
「ヘイ! ヘイ! ヘイ! ヘイ!」がメドレーで続きます。




P.S. 2005年にリーバー&ストーラーの「カンザス・シティ」は、
ミズーリ州カンザス・シティの市歌になったそうです。
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ロニー・ドネガンとビートルズ [ビートルズ]

恩蔵茂さんの本「ビートルズ カバーソングの聴き方」を
最近になって読みました。




特に初期のビートルズについて、プログのネタにしたい
内容が幾つもありました。

その一つが、英国でキング・オブ・スキッフルと呼ばれた
ロニー・ドネガン(愛/英1931ー2002)の存在です。

まだ時代はロックンロール少し前で、
ジョン・レノンがクォリーメンというスキッフル・バンドを組んでいた頃、

彼ら(ジョン、ポール、ジョージ)の最大のヒーローであったらしいです。

スキッフルとは、ジャズやブルース、フォークや
カントリーの影響を受けた米国産の音楽で、
洗濯板でシャッフル・ビートを刻んだりします。

ビートルズに大きな影響を与えたミュージシャンとして、
エルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー、バディ・ホリー、
リトル・リチャード等はよく知られていますが、
ロニー・ドネガンは知名度低いと思います。

今回は彼のデビューヒットの「ロック・アイランド・ライン」を
アップします。

黒人フォーク、ブルース歌手のレッド・ベリー(1888ー1949)も録音しており、
南部へ通じる鉄道を歌っています。

最初語りですが、昔のSLの様に次第にスピードアップします。

1955年に全米8位となっていますが、
英国男性歌手の全米トップ10ヒットは史上初だったらしいです。

映像は1961年のもので、バック(g, b, ds)はジャズ・ミュージシャンだと思います。




後年の1972年に、ジョン・レノンが歌っている同曲映像も残されています




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ビートルズによる「蜜の味」 [ビートルズ]


印象的なビートルズによるカバー曲を、
幾つか取り上げてみたいと思います。

今回は、彼らのファースト・アルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」(1963)から、
蜜の味 / Taste of Honey」です。

この曲は、ブロードウェイ・ミュージカル「蜜の味」(1960)のため、
ボビー・スコットに作曲、リック・マーロウに作詞されました。

1962年にテーマ演奏がグラミー賞をとっています。

最初に歌を録音したのはビリー・ディー・ウィリアムスですが、
ビートルズは後のレニー・ウェルチ 盤(1962)を元にしたらしいです。


以下レニー・ウェルチとビートルズです。

後者のポールの解釈の方が圧倒的に素晴らしいと思います。
演奏はほぼ同じスタイルを踏襲しています。

(P.S.今聴き直したら、回想する歌としては、
レニーさんの方に分がある気がしました。)






演奏版の「蜜の味」も多くカバーされており、
グラミー最優秀レコードを取ったハーブ・アルパート盤(1965)と、
クインシー・ジョーンズ盤(1962)を以下にアップします。

前者の大変粋な演奏、後者のビックバンド・ジャズ、
共にグッド!です。






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ビートルズのラテン音楽 [ビートルズ]

先日「スティービー・ワンダーのラテン音楽」を書きましたが、
今回はビートルズラテン風味の曲や演奏をアップさせて下さい。

まずは、ハンブルグ時代のレパートリーで、
ベサメ・ムーチョ」です。

メキシコの女性作曲家、ピアニストの
コンスエロ・ベラスケスが16歳の時に作った曲で、
「私に沢山キスして」の意味だそうです。

後年のレット・イット・ビー・セッションでも
演奏していますが、以下にアップするのは、
落とされた1962年デッカ・オーディションの
時のものです。

選曲は、ポールの趣味だと思います。




2曲目は、ジョン作の「アイ・コール・ユア・ネーム」(1964)です。

当時の4曲入りEP盤に収録されました。
スカのリズムだそうです。

アップしたのは、英国のラジオ放送であるBBC収録のものです。




3曲目は、ポール作の「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」(1968)です。

カリプソのリズムと言われています。

タイトルは、ナイジェリア出身のミュージシャンから
ポールが仕入れたらしいですが、

意味をなさない単なる口癖だったようです。

歌詞は夫デズモントとその奥さんモリーの恋物語となっています。

歌詞の4番ではポールが間違えて、
奥さんモリーが市場で働き、
夫デズモントが家で化粧すると歌っています。

ジョンがその方が面白いと言い、録り直ししなかったらしいです。




最後の4曲目は、ジョン作の「サン・キング」(1969)です。

アルバム「アビー・ロード」のB面メドレー中の1曲で、
途中に意味不明のジョンのスペイン語が出てきます。

ラテン音楽とは言えませんが、何処か合い通じる
エキゾチックなものを感じます。

そっくりですが、これはカバーらしいです。
ビートルズ本人たちの演奏は著作権の関係から
削除されてしまいました。後続のメドレーも入ってます。




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ジョージが歌う「ゲット・バック」 [ビートルズ]


ビートルズの「ゲット・バック」(1970)の正規録音では、
ポールがリード・ヴォーカルをとっていますが、

ジョージが歌っている珍しいYouTubeを見つけました。

当時ビートルズのレコード会社アップル所属の歌手だった、
ドリス・トロイ(1937-2004)の同曲録音時に、
ジョージが試しに歌ったものらしいです。

完成度が高く新鮮なので、是非お聴き下さい。

ジョージのギターとプレストンのピアノ演奏、
ジョージが 適当に崩して歌うところ等、
ファンからすると最高の出来です。




リンゴのソロ自作ヒット曲「イット・ドント・カム・イージー」(1971)も、
ジョージが歌っているYouTubeがありました。

これもプロデューサーをジョージが務めた時のものらしいです。
演奏やコーラスも、リンゴ版とは微妙に違います。

ジョージのファンからすると、こちらの方が素晴らしい。


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