ポール・マッカートニーの好きなシングル その1 [ビートルズ]
私の手元に、英MOJO誌編の「ロック不滅の100曲」
(廣済堂出版)という本があります。
多分15年くらい前に買った本で、139名の音楽関係者の
アンケートにより、ロックのベスト100曲を選んだものです。
なんだか、ローリングストーン誌の「偉大な500曲」に
似てますね。
MOJO誌の方は、1997年に原書が出ているので、
こちらの方が先ということになります。
この本の巻末に、有名ミュージシャンの何人かは、
選んだ曲とインタビューも付録で載ってました。
ポール・マッカートニーが選んだものもあったので、
今回はそれらを紹介します。
10+1曲と多目なため、2回に分け、今回は
その1として6曲分の音源をアップしてみました。
ポールの嗜好や音楽性が判ります。
1曲目は、エルヴィス・プレスリー(1935-77)の
「オール・シュック・アップ」(1957)です。
ポールは「どんな時でもこれを聴くと、幸せな気分になれる」そうです。
9週連続全米全英No.1になっています。
ポールもソロ時代にカバー(1999)しています。
2曲目は、ビーチ・ボーイズ(1961-)の「ゴッド・オンリー・ノウズ」(1966)です。
英国の方がヒットし、全英2位になっています。
3曲目は、これまたビーチ・ボーイズの「グッド・バイブレーション」(1966)です。
ちなみにこの曲がMOJO誌の本のベスト1です。
全米全英でNo.1ヒットになっています。
4曲目は、ジェームス・ブラウン(1933-2006)の
「パパズ・ガット・ア・ブランド・ニュー・バッグ」(1965)です。
ポールは「恐ろしく刺激的だよね」と言っています。
全米8位、R&B1位になっています。
最初期のファンク・レコードだと思います。
5曲目は、リトル・リチャード(1932-)の「ロング・トール・サリー」(1956)です。
ポールもビートルズ時代にカバー(1964)しています。
全米6位、R&B1位になっています。
最後6曲目は、バディ・ホリー(1936-59)の「ザットル・ビー・ザ・デイ」(1957)です。
全米全英でNo.1、米R&Bでも2位です。
ビートルズにも録音が残されています。(1958年録音、アンソロジー1収録)
ジョンだったら、「ペギー・スー」を選んだでしょうか?
ジョン、ジョージ、リンゴの好きなシングルも聴いてみたかったです。
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