私の好きな「瞳は君ゆえに」のカバー [音楽]
私の好きな「***」のカバーとして、今回は
「瞳は君ゆえに / I Only Have Eyes For You」を取り上げさせて下さい。
この歌は、ミュージカル・コメディ映画「Dames」(1934)のために、
アル・デュービンに作詞、ハリー・ウォレンに作曲されたラブソングです。
比較的古いこともあり、ポピュラー、黒人音楽、ジャズ等に
広くカバーされています。
まず最初は、私が小学校6年生ころにリアルタイムで聴き、
収録LP「愛の旅立ち」(1975)も買った、アート・ガーファンクル(1941-)のバージョンです。
当時UKチャートでNo.1になったそうです。
先のアルバムは、プロデューサーのリチャード・ペリーが、
「生涯で最高の出来」とどこかで言っていたと思います。
次にこの曲を一躍有名にした、黒人ドゥーワップ・グループの
フラミンゴズによるバージョン(1959)です。
POPチャート11位、R&Bチャート3位になっています。
ローリングストーン誌の選ぶ最も偉大な500曲中の、
第157位とのことです。
映画「アメリカン・グラフティ」(1973)にも使われました。
3番目に先日のブログで書いた、ローズマリー・クルーニーと
ペレス・プラードのアルバム「タバスコの香り」(1959)からの
マンボ・バージョンです。
この演奏を知ったので、今回のブログを書きました。
先の2曲のみでは、月並みな感じがするからです。
この曲はジャズ・スタンダートとも言えるのですが、4番目は
ジャズ・テナーの巨人の一人、コールマン・ホーキンス(1904-69)のバージョン(1944)です。
演奏メンバーは、ロイ・エルドリッジ(tp)、コールマン・ホーキンス(ts)、テディ・ウィルソン(p)、ビリー・テイラー(b)、コジー・コール(ds)です。
最後に、レイチェル・プライス(1985-)のジャズ・ヴォーカル・バージョン(2008)です。
彼女は、2003年のモンタレー・ジャズ・フェスティバルの
国際ジャズボーカル部門で優勝しているそうです。
まだ10代だったはずです。
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